2020/06/18
㈱アウトドアサポートシステム
ODSS新型コロナウイルス対応ガイドライン
2020年6月作成
今は、感染拡大防止が重要な課題です。その条件の中で、主催者もスタッフ、講師も参加者にも安全な講座開催ガイドラインが不可欠なものです。
必要な対策を講じたツアー開催をできるガイドラインを作成いたしました。
地域やプログラム会場、内容等で条件の違いもあるので適正な判断が必要となります。
万一、プログラム中に感染が確認されると利用施設や地域に多大な迷惑と対応が求められます。
充分に配慮してプログラムを計画実施を行ってまいります。
1.本ガイドラインについて
感染拡大防止と我々の活動の両立を図っていくにあたり、提供するサービスの場面、募集段階での感染予防の啓発から施設での受付・講習会場・移動・プログラムの実施ごとに感染拡大を予防するガイドラインを具体的に検討し、実践することが必要になる。
本ガイドラインは、新型コロナウイルス感染症の流行が収束するまでの当面の対策を取りまとめたものであり、最新の新型コロナウイルスの予防に係る専門家の知見、利用者の要望、我々の受け入れ態勢等を踏まえて、必要に応じて見直すこととする。
2.感染防止のための基本的な考え方
(1)「新しい生活様式」にある、感染防止の3つの基本 ①身体的距離の確保 ②マスクの使用 ③手洗いの実施を中心とし、集合場所・更衣室・講習会場・移動などにも感染対策に取り組む。
(2)新型コロナウイルス感染症の主な感染経路である接触感染と飛沫感染のそれぞれについて、スタッフや利用者等の動線や接触等を考慮したリスク評価を行い、そのリスクに応じた対策を検討する。
(3)事業に係るすべての人に対して、感染防止対策の重要性を理解させ、日常生活を含む行動変容を促す。
(4)児童を対象とする活動に関しては、4月に発表された政府専門家会議の「子どもは地域において感染拡大防止の役割をほとんど果たしていない」という表現も参考にする。
(5)新型コロナウイルスから回復したスタッフがある場合は、そのスタッフや関係者が差別されるなどの人権侵害を受けることのないよう、スタッフを指導し円滑な社会復帰のための十分な配慮を行う。
3.具体的なリスクと感染防止対策
(1)事業計画におけるリスクと対策
各プログラムのマニュアルに新型コロナウイルス対策マニュアルを別添する。
①規模の設定
施設や会場等の規模から適切な参加者数を設定する。
②参加者の健康状態の把握
事前に具体的な健康状態の把握方法を提示して実施日までに受け取る。実施日までに感染者との接触が確認された場合は参加取消となる了承を得る。
③スタッフの健康状態の把握
実施日2週間前から健康状態を把握する。
④移動手段
公共交通機関を利用する場合は感染者の発生状況や一般客の利用状況を検討し利用を判断する。専用車両利用の場合は参加者のみなので容認し、定期的な換気で対応する。
⑤実施内容
実施場所、参加人数を加味し3密を回避するようにする。
⑥実施中・実施後に感染者が発生した場合に備えたマニュアル(参加者名簿含む)を作成する。
⑦受け入れ施設においては新型コロナウイルス対策受け入れマニュアルを作成する。
(2)事業実施におけるリスクと対策
感染防止の3つの基本である「身体的な距離の確保(最低1m)に努める」、「マスクの着用(屋外の活動では必須ではない)」、「手洗い・消毒の実行」をスタッフ、参加者ともに励行する。また、行政の自粛要請や感染者の発生状況等の情報を確認し、実施を判断する。
①受け入れ施設の安全確保(消毒、消毒液・予備マスクの配置)
②参加者とスタッフの健康状態
③プログラム中の3密対策
④使用する器材や食器の扱いに関する対応
⑤実施中に感染者が発生した場合の対応策の作成(中止基準含む)
⑥終了時の参加者・スタッフの健康状態の確認
⑦後に感染が確認された時の連絡依頼
(3)事業実施後の対策
①使用した場所や器材・食器などの清掃、消毒、破棄
②受け入れ施設においては新型コロナウイルス対策清掃マニュアルを作成する。
※業種別ガイドラインを参考にし、必要な対策を実施する。
業種別ガイドライン一覧
https://corona.go.jp/prevention/pdf/guideline_20200514.pdf